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宗重望
1867-1923
対馬 生
号 星石
師 亀谷省軒・三島中洲・大倉雨村
対馬藩主・南画家・貴族院議員
東京南画会・中央南宗画会会長
下村観山をして「彼が画を業としたのであれば、玄人はさぞ難儀するであろう」といわれた画の能力に優れた対馬藩の最期の藩主。また、東京南画会・中央南宗画会会長などを歴任、そのほか貴族院議員に就任、伯爵位を叙任する。
川村春洋
1800-1876
白石 生
絵師
師 東東洋
藤堂藩、仙台藩絵師
江戸後期の仙台藩を代表する絵師。また、法橋の位を得て、藤堂藩の絵師ともなった。
井出岳水
1899-1982
山梨 生
師 山内多門・荒井寛方
日本画家・版画家
美術育英協会理事・日中文化協会審査員
花鳥画に優れ、渡辺版画店の渡辺庄三郎と協力して新版画の制作などに取り組んだ日本画家。また、上海に17年にわたり滞在して日本画塾を開いていた縁により日中文化協会の審査員を務めた。
保尊良朔
1896-1953
長野 生
日本画家
別号 霊水
師 橋本静水
日本美術院院友・新興美術院・再興新興美術院創立
院展などで活躍後、再興新興美術院創立に尽力した日本画家。土佐派などの古典や近代風の花鳥画を学び独自の山水花鳥画を開拓。また、戦時中に長野に疎開していた縁で地方美術の振興や後進の育成に尽力した。
野本文雄
1884-1958
長野 生
日本画家
川端画学校 卒業
帝展などで活躍し、銀嶺会、大原会、せせらぎ会を創設した日本画家。自然描写に優れ、南画の技法とあわせた爽やかな作品を描いた。
横尾芳月
1897-1990
福岡 生
日本画家
師 西村草文・池田輝方・蔦谷竜岬・伊東深水
浮世絵と大和絵の技法を交えて清楚さと気品が漂う美人画を得意とした日本画家。主に帝展・新文展・日展を中心に活躍。伊東深水に師事した後は、青衿会・日月社などでも活動した。
伊東深水
1898-1972
東京 生
日本画家
師 鏑木清方
日本芸術院会員・日展顧問
日本芸術院賞 他 受賞多数
江戸時代から鏑木清方を経て受け継がれる浮世絵風の美人画を得意とし雅趣のある作品で一世を風靡した現代美人画。主に官展などで活躍する一方、青々会・青衿会などの結成に参加、戦後は日展にて活動した。
鏑木清方
1878-1972
東京 生
日本画家・挿絵画家
師 水野年方
帝室芸技員・文化功労者など
文化勲章受賞
文展、帝展、日展など官展系を中心に活躍し美人画の大家として一時代を築いた日本画家。「西の松園、東の清方」と称され、樋口一葉を題材にした作品や、下町の風景などを題材にした作品を多く残した。
池田輝方
1883-1921
東京 生
日本画家
師 水野年方・川合玉堂
内国絵画共進会展一等褒状 など 受賞多数
官展や如水会などで高い評価を得て活躍し将来を期待されるも夭逝した日本画家。華やかな受賞歴の中でも第11回文展で特選に選ばれた「涼月」は評価が高く、その後 美人画の名手としても名声を得た。作風は水野年方の影響を巧く引き継ぎながらも、より現代風に細やかな描写を加え、人物・風物などを描写や浮世絵風の風俗画などを描いた。
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