-永青文庫-SHUNGA 春画展 世界が、先に驚いた。

-永青文庫-SHUNGA 春画展 世界が、先に驚いた。

2015年9月19日より12月23日まで、永青文庫にて催される春画展は日本のみならず海外からも高い注目を集めております。永青文庫は、細川幽斎を祖とする肥後細川家の16代当主 細川護立によって設立された財団法人で現在は18代当主で79代内閣総理大臣を務めた細川護煕が館長を継いだ美術館でございます。細川家の粗である幽斎は茶人としても名高い傑物で、現在まで続く細川家は非常に芸術の分野に明るい名家であり、護立は「美術の殿様」とも評され、現館長の護煕は子息の護光とともに陶芸家としても活躍しております。まさに細川家はその血の一滴々々に美術という血脈が流れている名家なのであります。


性描写の含んだ芸術性というものは、世間の良識や了見に対して理解を示される事がまず無く、美術界でこういった展覧会が開かれるという事はタブーに触れる様なものでございます。誰であっても世間の目は気になり面倒ごとは避けたいもので、責任のある立場であるほど自身の芸術観念と美術館のあり方との狭間で、この種の展覧会を大々的に開くという事には純情に思い悩むであろうことではないでしょうか。


本格的な春画の展覧会が日本初の開催という事もあり後世に残るであろう展覧会になることはいうまでもないのですが、本展覧会は話題性だけではなく、構成・出品作品共に類を見ない程に充実しており、関係者の力の入れよう気の使いようまでも伝わってまいります。また、春画を通じ脈々と受け継いだ日本文化と芸術性の神髄の一つが見えてくるだけではなく、春画の名品といわれ本展覧会にて展示される作品の数々からは、見るものだけでなく制作者にとっても至高の芸術であり情愛の結晶なのだと思わされられずにはいられません。


前述の通りではございますが、山光堂でご紹介させて頂くお勧めの展覧会は、永青文庫にて日本初となる本格的な開催となります「SHUNGA 春画展 世界が、先に驚いた。」でございます。2013年秋から2014年にかけてイギリスの大英博物館で開催され9万人に迫る入場者数で世間の注目を浴びた「SYUNGA」を春画展日本開催実行委員会の熱意に動かされ、永青文庫が受諾し開催となりました。開催までは様々な経緯、紆余曲折を経ていると伺っており、大英博物館・春画展日本開催実行委員会・永青文庫を含めた関係者方々のこの展覧会にかける意気込みが強く感じられます。


これから先、新たな日本の美術・が世界に羽ばたいていく為には、タブーに触れ、受け継ぐという事が大きく意味をもってくるのではないでしょうか?本展覧会には遠方の方々でいらっしゃっても、ご興味有りましたら足をお運び頂く価値は有ると思います。これをきっかけに、毎年の様にどこかで春画展が開かれるというお国柄ではないと思いますので、お考えの方々にはぜひとも一度 足をお運びいただきます事、お勧め致します展覧会でございます。


会場周辺から駅にかけては治安もよく、会場周辺はホテル椿山荘や新江戸川公園があるほか、学習院・早稲田・日本女子などの大学などが徒歩圏内にあり、閑静な町並みの外側には古きよき学生街が広がっております。様々な催し物とお得なチケットなどもございますので、ご来場の際には事前に永青文庫ホームページをご覧下さいます様 お願い致します。




会場:永青文庫美術館

住所:東京都文京区目白台1-1-1


2015年9月19日~12月23日
前期   9月19日~11月1日

後期   11月3日~12月23日


月曜日休館(祝日は開館)

 

開館時間

9:30 ー 18:00(入館17:30)


一般  : 1,500円

※18歳未満の入館は禁止。

 

着物DAY

11月7日・12月5日

着物を着て来場される方は、入場料が800円

 


【問い合わせ先】TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)