毛利輝元
1553-1625
安芸 生
大名
関ヶ原の戦いにおいて西軍の総大将を務めた程の実力者で長州藩の藩祖ともいわれる大名。
毛利元就
1497-1571
謀神として評される希代の策略家で一代にして中国地方を制圧した大名。その人物像は多くの作品に語られ、死ぬ間際に三人の息子に残した「三本の矢」の教訓はあまりにも有名である。
木庵性瑫
1611-1684
中国 福建省 生
禅僧
臨済宗黄檗派(黄檗宗)
隠元に招かれ来日し隠元の後を継ぎ宗派を発展させた臨済宗黄檗派の禅僧。黄檗三筆の一人に数えられたその筆風は、中国人ならではのもので「雄健円成の書」と評された。
望月青鳳
1886-歿年不詳
東京 生
画家
師 望月金鳳・竹内栖鳳・山元春挙
日本美術協会展などで受賞を重ね、1907年東京勧業博覧会「鹿」で褒状、文展開設では評議員として参加するなど中央画壇で活躍した日本画家。1908年第2回文展に「雪中群猿」で初入選、第3回文展に「獅子」で褒状、第6回文展に「群鹿」で再び褒状、第7回文展に「猿」で三等賞を受賞するなど主に官展で活躍した。