加賀尾秀忍

1901-1977

岡山 生

真言宗 僧

師 高藤秀本

フィリピン・モンテンルパの戦犯刑務所に戦犯として収監された日本人兵士の釈放に尽力した教誨師。大戦中、弟や妻子を日本兵に殺害されたエルピディオ・キリノ大統領に談判、反日感情が強い世論の中 恩赦を得る事に成功した。その功績は大きく「モンテンルパの父」と呼ばれた。



柿沼山岳

1774-没年未詳

武州加須 生

南画家・漢方医

門弟 岩田霞岳

上州木崎宿の漢方医とした傍ら私塾を開き、宿場の子弟に学問を教え、その傍ら南画家としても活躍。木崎を中心に上州一円から江戸にかけて子弟の指導にあたり、上州の南画の先覚者として評価されている。



梶原一騎

1936-1987

東京 生

漫画原作者・映画プロデューサー

格闘技やスポーツを題材に、男の闘う姿を豪快に、ときには繊細に描き出し、「巨人の星」「あしたのジョー」「タイガーマスク」といった話題作を次々と生み出した漫画原作者。テレビ文化の発展により梶原作品は、アニメ化または実写化されテレビ放映し人気を博した。



桂太郎

1848-1913

長門 生

政治家・軍人・武士

長州藩士・陸軍大将

内閣総理大臣 他 大臣歴任

従一位大勲位功三級公爵

歴代最長の8年に及び内閣総理大臣を務めた政治家。日露戦争・韓国併合・日英同盟にあたり、内外にその手腕を発揮した。



加藤清正

1562-1611

尾張 生

武将・大名

庇護熊本藩 初代藩主

豊臣秀吉の子飼いの武将で「賤ヶ岳の七本槍」の一人に数えられる武将。秀吉の死後は石田三成と対立し、関ヶ原の戦いにおいても東軍に属し活躍した。また、築城の名手としても知られている。



加藤高明

1860-1926

尾張 生

政治家

内閣総理大臣・外務大臣

正二位大勲位伯爵

義父 岩崎弥太郎

内閣総理大臣在任中に治安維持法と普通選挙法を成立させた政治家。また、宇垣軍縮、幣原外交、貴族院改革、日ソ基本条約を成立させた。



加藤友三郎

1861-1923

安芸 生

政治家・軍人

元帥海軍大将・内閣総理大臣 他 大臣歴任

正二位大勲位功二級子爵

内閣総理大臣任期中にシベリア撤兵、軍備縮小にあたった政治家。また、ワシントン会議において英米両国との建艦競争休止に務めた。加藤内閣は短期間ではあったが重要な課題を遂行し評価された。



楫取素彦

(小田村伊之助)

1829-1912

長門 生

武士・政治家・官僚・男爵

師 安積艮斎・佐藤一斎

長州藩士・群馬県県令・元老院議官・高等法院陪席裁判官・貴族院議員・宮中顧問官

吉田松陰の盟友、また義兄弟として松陰の志を受け継ぎ活躍した幕末の志士。明治維新後は国事に携わり政治家として大成した。



鏑木清方

1878-1972

東京 生

日本画家・挿絵画家

師 水野年方

帝室芸技員・文化功労者など

文化勲章受賞

文展、帝展、日展など官展系を中心に活躍し美人画の大家として一時代を築いた日本画家。「西の松園、東の清方」と称され、樋口一葉を題材にした作品や、下町の風景などを題材にした作品を多く残した。



神尾光臣

1855-1927

信濃 生

軍人

娘婿 有島武郎

陸軍大将

勲一等 功一級 男爵

東京衛戍総督・青島守備軍司令官

 日清戦争では清国の降伏勧告書を起草、中国語に堪能で中国問題の専門家として知られた軍人。第一次世界大戦で青島攻略を指揮するなど歴戦の功から男爵の爵位を授けられ華族に列せられた。



神屋宗湛

1551-1635

博多 生

商人・茶人

豊臣秀吉により豪商としての特権を与えられ、島井宗室・大賀宗九とともに「博多の三傑」と呼ばれるほど活躍した商人。茶人としても名高く著書の「宗湛日記」は貴重な史書として当時の茶会の隆盛を伝えている。



亀田鵬斎

1752-1826

江戸 生

書家・儒学者・文人

師 井上金峨・三井親和

谷文晁、酒井抱一とともに「下谷の三幅対」と呼ばれた江戸時代後期を代表する傑物。寛政異学の禁に反対した為「異学の五鬼」とされ処罰の対象となり、千人以上いた門下生を全て失ってしまう。が、その後は書と詩文で再び名声を得るなど、その人生は波瀾万丈に満ちる。書家としても秀でており、草書は近世を通じての名手といわれる。海外で「フライングダンス」と呼ばれるその独特の書方は「鵬斎は越後がえりで字がくねり」 とも呼ばれた。



賀茂百樹

1867-1941

山口 生

靖国神社 宮司

正四位・従三位

兄 藤井稜威

賀茂真淵の子孫である賀茂水穂の養子となり靖国神社の宮司を務めた神官。30年に渡り靖国神社の宮司を務め、数々の要職を歴任した。



加茂季鷹
1754-1841
京都 生
国学者・神官
師 有栖川宮職仁親王
正四位下安房守

上加茂神社の神官であるとともに歌人・国学者としても著名な古典学者。また、狂歌や書道にも秀でて、文人墨客を中心として交遊が広く、洗筆を乞うものが多かったという。歌は堂上派風で、技巧が目立つが、知的で明快な作風に特色がある。



鴨下晁湖
1890-1967
東京 生
日本画家・挿絵作家
師 松本楓湖
第1回文展 3等賞

帝展、文展で活躍し、時代風俗や花鳥などを中心に大和絵の落ち着いた風合いを生かした画風を確立、小説の表紙絵や挿絵なども多く担当した日本画家。新聞・雑誌の挿絵を手がけ、代表作に岡本綺堂「半七捕物帳」、柴田錬三郎「眠狂四郎無頼控」等。