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今川義元
1519-1560
駿府 生
大名
戦国時代屈指の名家を率い海道一の弓取りと呼ばれた戦国大名。天下取りを目前に控えていながら桶狭間の戦いにおいて織田信長の紀州を受け破れた。名実共に名将と呼ぶに相応しい功績をあげ、優れた家臣を持ち、内政・外交にも非凡な才能をみせていただけに桶狭間の戦いは戦国歴史の分岐点の一つにあげられる。
入江九一
1837-1864
長州 生
武士
長州藩士
師 吉田松陰
弟 野村靖
松下村塾四天王の一人に数えられる長州藩士。奇兵隊の参謀、光明寺党の一員を経て浪人隊の一員として禁門の変にて自刃。
岩井昇山
18870-1953
東京 生
師 松本楓湖・吉沢雪庵
孤高の立場にいたと言われ、現存する作品も少ないが近年その評価が見直されつつある日本画家。山水を中心に清澄で透明感のある独自の画風を確立したが、人嫌い、変人、楓湖門破門説などに結びつけられ“幻の画家”と評された。
岩佐又兵衛
1578-1650
摂津 生
絵師
父 荒木村重
諸流派の画風を会得し浮世絵の源流とも呼ばれる独自の画風を確立した江戸時代初期の絵師。京都・福井にて多くの作品を残し、晩年には幕府の御用絵師となり江戸に住み「三十六歌仙図」や将軍家の調度品などを制作した。
隠元隆琦
1592-1673
中国 福建省 生
禅僧
黄檗宗 開祖
明より渡来し「明禅」を伝えるなど日本の禅宗に多大な影響を与えた黄檗宗の開祖。日本における煎茶道の開祖ともされ、当時の中国の様々な文化を日本に伝えた。