稲垣錦荘

1895-1969

愛知 生

南画家

師 山本梅荘・橋本関雪・服部担風

子 奥磯栄麓

官展を中心に受賞を重ね活躍。青緑山水、花鳥などに秀作を残した。



稲葉心田

1906-1986
愛知 生
臨済宗 僧

大本山国泰寺派管長

国内外における福祉活動やインドシナ難民救済活動に尽力した臨済宗の禅僧。大本山国泰寺派の管長を務め「人命尊重」を祈願、広く大衆にも慕われ多くの人が国泰寺を訪れた。



乾南陽

1870-1940

高知 生

日本画家

師 下村観山・橋本雅邦・山名貫義

文展や帝展などで受賞を重ね、美術研精会・巽画会で活躍した日本画家。また、山内豊景によって奉納された、明治神宮聖徳記念絵画館壁画「五箇条御誓文之図」を制作。在京の高知出身者によって創設された「土陽美術会」の幹事を務めた。



犬養毅

1855-1932

岡山 生

政治家・書家

内閣総理大臣 他 大臣歴任

正二位勲一等

満州事変により日中の緊張が高まる中、5.15事件により凶刃に倒れた時の内閣総理大臣。大隈重信によって見いだされ 政党政治の重鎮として君臨していたが、犬養の死によりそれまでの政党政治は終焉を迎え、時代は軍部独裁政治に入る事になる。



井上円了

1858-1919

新潟 生

教育家.仏教哲学者.

東洋大学創立者

あらゆる学問の基礎である哲学を学ぶことが日本の近代化にとって重要であるとの観点から、後に東洋大学となる哲学館を設立した。また、「妖怪学」「妖怪学講義」などを著し「お化け博士」「妖怪博士」などと呼ばれた。迷信を打破する立場から科学的に妖怪研究を行い考察を深め、当時の科学では解明できない妖怪を「真怪」、自然現象によって実際に発生する妖怪を「仮怪」、誤認や恐怖感など心理的要因によって生まれてくる妖怪を「誤怪」、人が人為的に引き起こした妖怪を「偽怪」と分類し、例えば仮怪を研究することは自然科学を解明することであると考え、妖怪研究は人類の科学の発展に寄与するものという考えに至った。円了の後の体系的な妖怪研究は、江馬務、柳田國男の登場を待つこととなる。



井上馨

1836-1915

周防 生

武士・政治家

幕末の志士として攘夷運動に活躍後、長州五傑(長州ファイブ)の一人として渡英、維新後は伊藤博文を支え特に財政・外交に尽力した維新の志士。



井上源三郎

1829-1868

武蔵 生

武士

新撰組六番隊組長・副長助勤

天然理心流よりの最古参の隊士で新撰組六番隊組長を務めた武士。池田屋事件では土方隊の支援の指揮にあたり池田屋に突入し8人の浪士を捕縛するなどし活躍をみせる。淀千両松の戦いにおいて戦死するも多くの隊士に慕われた人柄であった為、その死が惜しまれたという。



井上竹逸

1814-1886

江戸 生

武士・画家

師 谷文晁・渡辺崋山

幕臣梶川家の用心。梶川家は「忠臣蔵」刃傷松之廊下で吉良上野介に切りかかった浅野内匠頭を「殿中でござる!」と取り押さえた梶川頼照が遠祖にいる1200石の旗本であり竹逸は幕末最後の梶川家の用心として辣腕を振るった。また、画を谷文晁・渡辺崋山に学び、福田半香、椿椿山、山本琴谷と共に崋山門下の四天王と称されるほどであった。



今井宗久

1520-1593

大和 生

茶人・商人

織田信長に最も信頼されていた茶人といわれ千利休・津田宗及とともに天下三宗匠と評された堺衆の実力者。信長により様々な特権を与えられ商人としての頭角を現わし信長の天下統一を支えた。



今泉今右衛門 11代

1873-1948

佐賀 生

陶芸家



歴代今右衛門の中でも名工の誉れが高く、絵付けにおいては右に並ぶ者はいないとまでいわれた陶芸家。色鍋島や古伊万里の復元は他の追随を許さず色鍋島復元技術の基礎を築いた。



今泉今右衛門 12代

1897-1975 

佐賀 生 

陶芸家 

師 10・11代 今泉今右衛門

国指定重要無形文化財(人間国宝)

日本工芸会正会員

勲四等旭日小綬章・紫綬褒章

色鍋島の研究に生涯を費やし人間国宝に指定された陶芸家。鮮やかな発色と綿密な絵付けの名品を数多く残した。



今泉今右衛門 13代

1926-2001

佐賀 生

陶芸家

師 12代 今泉今右衛門

国指定重要無形文化財(人間国宝)

日本工芸会正会員・一水会会員

勲四等旭日中綬章・紫綬褒章・日本陶磁協会金賞 他受賞多数

色鍋島技術保存会を組織するなど伝統を守りながらも現代的な技法にも取り組み人間国宝に指定された陶芸家。国内外で精力的に活動したほか「薄墨」「吹重ね」など新しい技法を確立した。



今泉今右衛門 14代

1962-現在

佐賀 生

陶芸家

師 13代 今泉今右衛門・鈴木治

日本工芸会正会員・一水会会員

受賞多数

伝統的な色鍋島の技法を継承しつつ現代陶芸会においても活躍をみせる名門の14代目。様々な技法を継承し斬新な新作を次々と生み出している。後世今右衛門において「近代 今右衛門の革命児」と呼ばれるであろう。