池田輝方

1883-1921

東京 生

日本画家

師 水野年方・川合玉堂

内国絵画共進会展一等褒状 など 受賞多数

官展や如水会などで高い評価を得て活躍し将来を期待されるも夭逝した日本画家。華やかな受賞歴の中でも第11回文展で特選に選ばれた「涼月」は評価が高く、その後 美人画の名手としても名声を得た。作風は水野年方の影響を巧く引き継ぎながらも、より現代風に細やかな描写を加え、人物・風物などを描写や浮世絵風の風俗画などを描いた。



石川丈山

1583-1672

愛知 生

漢詩人・文人

師 藤原惺窩

儒学・書道・茶道・庭園設計に精通し幕末の『煎茶綺言』にて「煎茶家系譜」の初代に記載されていることから「煎茶の祖」と言われる文人。漢詩文がまだ儒学に従属していた江戸初期にあって儒学に関心を示さず、詩文をもっぱらとした点で江戸時代の漢詩人の祖ともされる。特に隷書体を用いた書を得意し、当時一般には五山文学のなごりを引いて宋詩の影響が強かったが、丈山の詩風は盛唐詩を典範として情を重んずるというものであった。



石川素童

1842-1920

尾張 生 

曹洞宗 僧

総持寺 4世貫主

曹洞宗8代管長

諡号 大円玄致禅師

総持寺を能登から横浜への移転を主導した曹洞宗中興の祖といわれる禅僧。生き仏と呼ばれ尊敬を集め、また、中村天風・田中弘之などとも交わった。



石田泉城
1890-1971
愛知 生
書道家
師 大島君川・近藤雪竹・比田井天来

泰東書院審査員

酔墨会を設立し、雑誌「書叢」を主宰した書道家。泰東書院審査員・中部日本書道連盟幹事長として活躍。また、愛知教育大学助教授・中日書道会理事長・副会長として名古屋書道会のため尽力した。



石田三成

1560-1600

近江 生

武将・大名

関ヶ原の戦いにおける西軍側の主導者である豊臣政権の五奉行の一人。内政の手腕に長け秀吉の側近として豊臣政権を支えた。様々な作品に取り上げられ歴史的背景からその人物像は多様に表現されている。



石ノ森章太郎

1938-1998

宮城 生

漫画家・原作者

SF漫画を得意とし「漫画の王様」と称された漫画家でトキワ荘の居住者の一人。綿密なストーリー展開もさることながら天才的ともいわれるコマの構成は目を見張るものがある。また、仮面ライダーシリーズの原作者としても知られる。



板谷波山

1872-1963

茨城 生

陶芸家・彫刻家

帝国美術院会員・帝室芸技員

文化勲章・パルム・アカデミック勲章 他受賞多数

伝統陶芸ではない近代美術陶芸を確立した先駆者といわれる陶芸家。陶芸家として初の文化勲章を授章するなど数々の受賞歴をもつが「伝統文化の継承者ではなく芸術家である」との考えから人間国宝の打診を辞退している。



一休宗純

1394-1481

京都 生

臨済宗 大徳寺派

まるで仏教本来の戒律を逸した風狂の精神を体現する様な人生を送った臨済宗大徳寺派の僧。その生き方は民衆の共感を生み様々な作品のモデルとして描かれた。また、詩文に優れ、詫び茶を創始したとされることから、その墨跡は茶人の間で珍重された。著書に「狂雲集」「続狂雲集」「自戒集」「骸骨」などがあり、東山文化を代表する人物である。



一遍

諱 智真

1239-1289

伊予 生

時宗 開祖

諸国を遊行し、踊り念仏を勧め念仏札を配った時宗の開祖。一部の権力者のものであった熊野信仰を庶民にまで広めた。官展を中心に受賞を重ね活躍。青緑山水、花鳥などに秀作を残した。



井出岳水 

1899-1982

山梨 生

師 山内多門・荒井寛方

日本画家・版画家

美術育英協会理事・日中文化協会審査員

花鳥画に優れ、渡辺版画店の渡辺庄三郎と協力して新版画の制作などに取り組んだ日本画家。また、上海に17年にわたり滞在して日本画塾を開いていた縁により日中文化協会の審査員を務めた。



井手宣通

1912-1993

熊本 生

洋画家

師 藤島武二・朝倉文夫・北村西望

日展理事長・文化功労者

日本芸術院賞 他 受賞多数

帝展・新文展・日展・光風会などを中心に活躍した後、「日洋会」を組織し、戦後の洋画壇の刷新と、日本人の感性による新たな具象絵画の可能性を追求した洋画家。確固たる構図と自由な筆さばき、豊麗な色彩を特色とした画風で活躍した。



伊東甲子太郎

1835-1867

常陸 生

武士

新撰組参謀・御陵衛士盟主

新撰組に参謀として入隊するも新撰組を二つに割り御陵衛士を結成し盟主となった新撰組隊士。積極的に尊王活動を続け時流に乗ったと思われた矢先、油小路事件にて大石鍬次郎らによって暗殺される。



伊藤清永

1911-2001

兵庫 生

洋画家

師 岡田三郎助

日本芸術院会員・日展顧問・白日会会長

文化勲章・文化功労者 他 受賞多数

官展を中心に活躍し画壇の中心として活躍、その功により文化功労者・文化勲章などを受賞した近代を代表する洋画家。当初は風景画や静物などを展開、戦後からは裸婦作品を中心に女性美を表現した。その後、渡仏し色彩を研究、帰国後は色鮮やかな色彩により以前よりも重厚で温かみのある画風に変化させ独自の画境を築いた。裸婦作品の他、その色彩力で表現されたバラシリーズも氏の代表作として挙げられる。



伊東深水

1898-1972

東京 生

日本画家

師 鏑木清方

日本芸術院会員・日展顧問

日本芸術院賞 他 受賞多数

江戸時代から鏑木清方を経て受け継がれる浮世絵風の美人画を得意とし雅趣のある作品で一世を風靡した現代美人画。主に官展などで活躍する一方、青々会・青衿会などの結成に参加、戦後は日展にて活動した。



伊藤博文

1841-1909

周防 生

政治家・武士

師 吉田松陰

長州藩士

初代 内閣総理大臣・枢密院議長・韓国統監

松下村塾出身者にして初代内閣総理大臣となった維新の志士。大日本帝国憲法を起草した中心人物。韓国ハルピンにて暗殺されるまで新政府の体制を整備、大日本帝国体制の基盤を作った。